タオ数秘「2」女性性ーやわらかなつよさ

~大いなる道ータオ

 根源のゼロから生まれて

 この世界の旅は始まった~

 

 

「1」から始まった主人公の旅は

自分を知るために

「2」という相対性

相対するものをつくり出しました。

 

<純正の質>

受容性、協調性、平和、調和、繊細、やわらかさ、感情

流れにまかせる、相手に沿う、直感

 

「1」は火のエレメントー男性性

そして

「2」は水のエレメントー女性性です。

 

「2」

真っすぐに進もうとする「1」

支え、補うエネルギーです。

補う、というと

この世では「下位のもの」「劣っているもの」

と捉えられがちですが、そうではありません。

 

「2」の支えがなくては

「個」としての「1」が旅をすることは不可能なのです。

 

 

「2」とは

ふたつの「1」

反対の質を持つものが同等に存在している状態です。

 

男性性は女性性に先んじているようで

実は女性性の支えによって

ようやく前に進むことができるのです。

 

それは、やわらかな、支え、育むエネルギーです。

水は、万物を滋養し、育みます。

カタチを持たず、相手に沿うあり方です。

 

「1」の真っすぐな衝動は

ともすれば、自分も周囲も傷つけてしまうことがあります。

「2」のやわらかさ

相手に沿う、流れに沿うあり方が根底にあってこそ

純粋な衝動はスムーズな行動となって現れます。

 

 

でも

この世界は、純粋な質を維持することがとても難しいのです。

 

特に、女性性は貶められ

女性の女神性は封印されてきました。

 

ねじ曲げられた純正の質

ーゼロポイントータオとのつながりを失った「2」のエネルギーは

過剰(+)不足(ー)の振り子のゆらぎを経験することになるのです。

 

過剰(+)の場合

依存

過度の承認欲求

内氣、臆病

物事を個人的に受け取る

周囲が氣になりすぎる

妥協する、ノーと言えない

何かを得ようとして受け取る力を失う

 

不足(ー)の場合は

反依存

戦闘モード、攻撃的

頑固

怒りっぽい、反発的 

というような状態で現れます。

 

傍目からは

「2」の過剰な人と不足の人は

まったくの別タイプに見えるでしょうが

この二人が本質の状態に戻ったならば

両方とも、自分自身のスペースを守りながら

相手を自然と思いやり、支える

やわらかなやさしい人になります。

 

わたしたちは、片方だけの極では生きられない。

プラスに傾けば、その分必ずマイナスにも傾くようになっています。

あるときは、極端に人に合わせ

あるときは、極端に反発したりする。

純正の質のエリアに定まるときまで

振り子は振れつづけます。

 

極から極への体験は、けっこう大変。

とても疲れます。

後から振り返ると、バカみたい、と

自分を責め、後悔するかもしれない。

でも、その経験は悪いことじゃありません。

 

それは

本質へと還るためのプロセスであり

貴重なレッスンです。

それに氣づけば

荒波のサーフィンを楽しむことだってできるかもしれません。

 

でも

それが学びのプロセスということを忘れ

その苦悩に呑み込まれていくと

わたしたちは

その振り子のゆらぎから抜け出ることができなくなる、、

 

すべての鍵は、「氣づき」にあります。

 

どんな状況にあっても

自分がどんな人間に映っても

それは

絶対的なものじゃない。

 

「ほんとうの自分ではないもの」を体験することによって

「ほんとうの自分」を知ることができるのです。

 

そして

その体験によって得られる氣づきの光が

本質へと還る道を照らしてくれるのです。

 

もともとそうであった質=本質へと還っていくと

内面の落ち着きと静けさが増していきます。

大きかった振り子の振れが

だんだんと小さくなっていきます。

 

そうして

純正の質のポイントで

微細に振動するようになったとき

その数の才能が発揮されていきます。

 

数秘術では、生年月日と名前から

人生の目的や天職、魂の望みなどを導き出しますが

あなたが持っている数は、

大元の存在から与えられたギフトです。

それをどう生かしていくかは、あなた次第です。

 

ことさらな努力や手出しをしなくても

もともと備わっている自然な状態

そこへ自分を戻してやれば

わたしたちは

もともとそうなるはずの

「最高の運命」を自然と生きるようになるのです。

 

力を抜き

自然な流れに身をまかせることは

「自我」を限りなく薄くしていくことでもあります。

 

「2」の人は、自分のやわらかさを守るために

自分の正直な氣持ちにふたをして

過剰に相手に合わせたり

あるいは

頑なな鎧をまとい

相手を突き放したり反発したりすることがあるでしょう。

 

「2」の人の根底にあるのは

「傷つくことへの怖れ」です。

傷つきやすさを防御するため

ありのままの自分をさらけ出すことを怖れるのです。

 

でも実は

この世はあなたが思っているほど

怖いところではありません。

 

自分のハート、氣持ちに正直になって

自らの傷つきやすさをオープンにすれば

なぜ、今までそれができなかったのか

驚くでしょう。

 

傷つきやすさは弱さではありません。

たとえそのとき胸が痛んでも

あなたがオープンになって

自分自身であることを譲らなければ

その傷はすぐに癒えていきます。

 

自分が感じていること

感情や感覚を大切にすることです。

それを信頼していいのだ、と

自分自身に許可を出しましょう。

 

感情に溺れがちな人は

自分の感情と距離を置いて俯瞰するように

感情にふたをしている人は

自分の内側で起こっていることに

もっと関心を向けるようにしましょう。

 

人がどう思っているか、よりも

「自分がどう感じているか」

に、眼を向けるのです。

 

女性性のやわらかさは

「弱さ」だと思われてきました。

でも

やわらかさは

どんなときも折れることのない

ほんとうのつよさです。

 

あなたは

この世に生を受け

母なるものから切り離されて

この世界に放り出されたような心持ちになったかもしれません。

だから

傷つきやすい自分を守らなければ、、と

奮闘してきたかもしれません。

 

でも、わたしたちは

「母なるもの」から一度として切り離されたことはない。

 

 

母なるものは

いつのときも

わたしたちの面倒をみてくれています。

自然に呼吸ができるのも

食べ物が消化されるのも

傷が癒えるのも

すべて、母なるものの力です。

 

ここでは、その「母なるもの」をタオと呼びます。

空、サムシング・グレート、ゼロポイント、、

さまざまに呼び方はちがっても

すべてを生み出し、すべてが還っていく

「ひとつであるもの」です。

 

ライフ・パスナンバー(生の軌道の数

デスティニーナンバー(自己実現の数

パーソナル・ナンバー(人格の数)

ソウル・ナンバー(魂の熱望の数)

 

これら4つの数は数秘術において主要な数ですが

他にも

あなたの本質を知るための多くの数が導き出されます。

あなたが、どこに「2」を持っているかで

表れ方は全くちがったものになります。

 

数秘チャートをつくっていくと

他の数字との関連性もわかって

なぜ自分が特定の問題に苦しんできたのか

なぜ行きたい方向にいけなかったのか

なぜ才能が発揮できなかったのか

それが浮き彫りになってきます。

 

「なぜ自分が今まで苦しんできたのか」を知れば

そこから脱け出すことができます。

そして

「どうしたら自分の本質に沿った生き方ができるか」

にフォーカスするようになります。

 

Why(なぜ)という後ろ向きの人生から

How(どうやって)の人生にかわっていくのです。

 

周囲に合わせて何となく生きる、というあり方から

自分の本質を生きる、というあり方にシフトしてみませんか?

 

タオ数秘術は、あなたが自分の本質を知り

人生をイキイキと楽しんで生きることを応援します☆彡

 

案内人 神遊りら

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