タオ数秘「1」-旅のはじまり

~大いなる道ータオ

根源のゼロから生まれて

この世界の旅は始まる~

 

<純正の質>

自立、自己受容、自信

純粋な意欲

イニシアチブ、革新、リーダーシップ

全体性

 

「1」は、創始の数

まっすぐな行動のエネルギー

エレメントは火。

火の要素がなくては、なにも始まりません。

 

 

タオー根源の0<ゼロ>ーから

「個」としての「1」が生まれます。

 

一(いつ)なるものが

その分身として送り出した「個」の存在

「個」でありながら、「一なるもの、すべて」でもある

個にして全

 

この世に生まれたからには

この世で為したいことが誰にでもあるはず。

それは、抑えがたい衝動となって現れます。

 

1のエネルギーは、純粋な衝動

それを捻じ曲げず、まっすぐに

自分の進みたい方向へと向ければ

意思はそのまま現実となります。

 

でも

この世界は、自然をねじ曲げるようにできている。

ねじ曲げられた純正の質

タオー源とのつながりを失った

「1」のエネルギーは

過剰(+)不足(ー)の振り子のゆらぎを経験することになるのです。

 

過剰(+)

目的志向

自己証明が必要

自信過剰

利己的、エゴイスティック

攻撃的、傲慢

いつも何かに急かされている

人に頼ることを嫌う

時間に遅れる

というような状態で表れます。

 

不足(ー)の場合は

自信喪失

不安でひきこもりがち

服従

無目的

存在感がない

新しいことへの怖れ 

というような状態で表れます。

 

傍目からは

「1」の過剰な人と不足の人は

まったくの別タイプに見えるでしょうが

この二人が本質の状態に戻ったならば

両方とも、静かな自信にあふれる人になります。

 

自信過剰と自信のなさは表裏一体。

あるときは「オレがオレが」と自信に満ちていても

あるときは「オレなんて。。」と意氣消沈している、というのは

「1」の人にはよく見られるケースです。

 

わたしたちは、片方だけの極では生きられない。

プラスに傾けば、その分必ずマイナスにも傾くようになっています。

純正の質のエリアに定まるときまで

振り子は振れつづけます。

 

極から極への体験は、けっこう大変。

とても疲れます。

後から振り返ると、バカみたい、と

自分を責め、後悔するかもしれない。

でも、その経験は悪いことじゃありません。

 

あなたが悪いからそんな目に遭うわけじゃない。

愛されていないから、そんな目に遭うわけじゃない。

 

それは

本質へと還るためのプロセスであり

貴重なレッスンです。

それに氣づけば

荒波のサーフィンを楽しむことだってできるかもしれません。

 

でも

それが学びのプロセスということを忘れ

その苦悩に呑み込まれていくと

わたしたちは

その振り子のゆらぎから抜け出ることができなくなる、、

 

すべての鍵は、「氣づき」にあります。

 

どんな状況にあっても

自分がどんな人間に映っても

それは

絶対的なものじゃない。

 

「ほんとうの自分ではないもの」を体験することによって

「ほんとうの自分」を知ることができるのです。

 

そして

その体験によって得られる氣づきの光が

本質へと還る道を照らしてくれるのです。

 

もともとそうであった質=本質へと還っていくと

内面の落ち着きと静けさが増していきます。

大きかった振り子の振れが

だんだんと小さくなっていきます。

 

そうして

純正の質のポイントで

微細に振動するようになったとき

その数の才能が発揮されていきます。

 

数秘術では、生年月日と名前から

人生の目的や天職、魂の望みなどを導き出しますが

あなたが持っている数は、

大元の存在から与えられたギフトです。

それをどう生かしていくかは、あなた次第です。

 

ことさらな努力や手出しをしなくても

もともと備わっている自然な状態

そこへ自分を戻してやれば

わたしたちは

もともとそうなるはずの

「最高の運命」を自然と生きるようになるのです。

 

力を抜き

タオの自然な流れに身をまかせることは

「自我」を限りなく薄くしていくことでもあります。

 

それは、「1」の人にとって、なかなかに難しいことでしょう。

「1」の人の根底には

「自分はただ在るだけでは十分ではない」

「何ものかにならなくてはならない」

という強迫観念があります。

そのままの自分を受け容れることが難しいのです。

 

でも

自分に自信を持つために奮闘しつづけても

その先にはさらなる奮闘が待っているだけです。

 

ほんとうの自信は

「あるがままの自分」を信頼することからやってくるものです。

 

いつのときも、自分自身であること

それが「1」の人の本質であり、目指すところです。

 

自分自身であろうとして

自我を通そうとする

自分を守ろうとする

自我がどんどん肥大していく

それが

「1」のバランスが崩れたときの状態です。

 

あなたは

この世に生を受け

母なるものから切り離されて

この世界に放り出されたような心持ちになったかもしれません。

だから

自分を通さなければ、

強くあらねば、と奮闘してきたかもしれません。

 

でも、わたしたちは

「母なるもの」から一度として切り離されたことはない。

 

母なるものと一体となり

この世界にしっかりと足を踏みしめて立つ姿

それが「1」の数字の形にも表れています。

 

 

 

いつのときも、母なる存在は

わたしたちの面倒をみてくれています。

自然に呼吸ができるのも

食べ物が消化されるのも

傷が癒えるのも

すべて、母なるものの力です。

 

ここでは、その「母なるもの」をタオと呼びます。

空、サムシング・グレート、ゼロポイント、、

さまざまに呼び方はちがっても

すべてを生み出し、すべてが還っていく

「ひとつであるもの」です。

 

 

 

ライフ・パスナンバー(生の軌道の数

デスティニーナンバー(自己実現の数

パーソナル・ナンバー(人格の数)

ソウル・ナンバー(魂の熱望の数)

 

これら4つの数は数秘術において主要な数です。

他にも多くの数が導き出されますが

あなたが、どこに「1」を持っているかで

表れ方は全くちがったものになります。

 

数秘チャートをつくっていくと

他の数字との関連性もわかって

なぜ自分が特定の問題に苦しんできたのか

なぜ行きたい方向にいけなかったのか

なぜ才能が発揮できなかったのか

それが浮き彫りになってきます。

 

「なぜ自分が今まで苦しんできたのか」を知れば

そこから脱け出すことができます。

そして

「どうしたら自分の本質に沿った生き方ができるか」

にフォーカスするようになります。

 

Why(なぜ)という後ろ向きの人生から

How(どうやって)の人生にかわっていくのです。

 

周囲に合わせて何となく生きる、というあり方から

自分の本質を生きる、というあり方にシフトしてみませんか?

 

タオ数秘術は、あなたが自分の本質を知り

人生をイキイキと楽しんで生きることを応援します☆彡

 

案内人 神遊りら

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