~大いなる道ータオ
根源のゼロから生まれて
あなたの旅は始まった~
「1」から始まった主人公の旅は
自分を知るために
「2」という相対性を生み出し
陽と陰ー男性性と女性性の出逢いによって
「3」という創造性
「4」の定着、安定のプロセス
「5」の変化、進化
「6」の愛の開花の後
「7」の内省の時期に入ります
【 7 純正の質 】
智慧 学び ひとりあること 静寂のスペース 瞑想
自己探求 内省 客観性 内面のゆたかさ 求道者
未知への探究
7の純正の質は、思考を使って人生の体験から学び
内省し、学び取る、真の意味の理解です。
7のエネルギーは、マインドー思考の領域にあります。
純正の7のエネルギーを生きている人は
周囲の体制に迎合せず
自らのスペースをしっかり保ち
自分自身のやり方に従います。
知性、機知に富んだユーモア
賢明で深い洞察力、思慮深さとして現れ
自分自身に深く根を下ろしています。
でも
この世界は、純粋な質を維持することがなかなかに難しい。
今の世の中は、過剰な情報であふれています。
今ほど、知識というものに価値がない時代はありません。
それでも、浅はかな知識、寄せ集めの知識が
「知恵」と混同されていて
多くを知っていること
情報に通じていることが
「賢さ」とイコールになっています。
7の人たちが陥りがちなのが
頭に偏りすぎること。
「理解したい」ので、情報過多になりやすいのです。
思考を
成長のための「便利な道具」として使えればいいのですが
単なる寄せ集めの知識を「智慧」と混同し
アタマの中を思考で埋め尽くしてしまって
自分はわかったつもりになってしまいます。
その逆は
思考が機械仕掛けのようにオーバーワークした結果
アタマがショートして
真っ白、フリーズしてしまう状態。
深く自分自身に根差すこと
–真の理解や智慧は
表面的な知識や自動的思考とは
全く逆のものなのです。
【バランスを失った純正の質】
ータオ-バランス-を失った「7」のエネルギーは
過剰(+)と不足(ー)の振り子のゆらぎを経験します。
【7 過剰の場合 】
思考過多
インテリ
批判的
自分の世界に閉じこもる
孤立、分離感
何かに「ついて」過剰に語る
理論的討論に没頭する
綿密すぎる計画
精神世界への傾倒
【 7 不足の場合 】
外向的、周囲に過剰に適応しようとする
(孤独を怖れるがゆえ)
浅はかさ、愚かさ
被害妄想、恐怖
感情的、氣分屋、感傷的
空想と現実の区別がつかない
スピリチュアルなものへの嫌悪
傍目からは
「7」の過剰な人と不足の人は
まったくの別タイプに見えるでしょうが
両者が「本質」の状態に戻ったならば
自分自身の静けさにしっかりと根付き
アタマの中だけのマスターベーションではなく
体感ーハートからくる体験に
思考を働かせることによって
真の理解を得る人になります。
自分の静けさのスペースを常に保ち
そこに根付いていられるので
外の世界からの影響によって
動揺することがなくなります。
成熟した7の人は、静謐さを醸し出し
その場にいるだけで
人びとは自分自身の深みを
体験することができるかもしれません。
7の人は、真実を理解することを求めます。
だから、多くの7の人は情報を集め
自分にとっての真実を模索します。
でも、これが自分の体験からの理解ではなく
機械化した思考形態によってつくられる
単なる寄せ集めの知識の組み立ての結果であれば
真理からはほど遠いものになります。
なのにそれがあたかも
自分が到達した真理のように感じている…。
あるいは
自分の思考を使うことを全くやめてしまう人もいます。
自分はアタマが悪いから、、
と自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
自分の深い世界に根付くことをあきらめて
やたらと外交的に周囲にエネルギーを注ぐ人もいます。
純正の質のエリアに定まるときまで
振り子は振れつづけます。
極から極への体験は、けっこう大変。
とても疲れます。
後から振り返ると、バカみたい、と
自分を責め、後悔するかもしれない。
でも、その経験は悪いことじゃありません。
それは
本質へと還るためのプロセスであり
貴重なレッスンです。
それに氣づけば
荒波のサーフィンを楽しむことだってできるかもしれません。
でも
それが学びのプロセスということを忘れ
その苦悩に呑み込まれていくと
わたしたちは
その振り子のゆらぎから抜け出ることができなくなる、、
すべての鍵は、「氣づき」にあります。
どんな状況にあっても
自分がどんな人間に映っても
それは
絶対的なものじゃない。
「ほんとうの自分ではないもの」を体験することによって
「ほんとうの自分」を知ることができるのです。
そして
その体験によって得られる氣づきの光が
本質へと還る道を照らしてくれます。
もともとそうであった質=本質へと還っていくと
内面の落ち着きと静けさが増していきます。
大きかった振り子の振れが
だんだんと小さくなっていきます。
そうして
「純正の質」のポイントで
微細に振動するようになったとき
その数の才能は自然と発揮されていきます。
数秘術では、生年月日と名前から
人生の目的や天職、魂の望みなどを導き出しますが
あなたが持っている数は、
天から与えられたギフトです。
それをどう生かしていくかは、あなた次第。
ことさらな努力や手出しをしなくても
もともと備わっている自然な状態
そこへ自分を戻してやれば
わたしたちは
もともとそうなるはずの
「本来のシナリオ」を自然と生きるようになります。
『7のタオ-バランス-への道は
「知らなくていい」という許可を自分自身に出し
ハートとつながること』
7の人の根底にあるのは
「理解できないこと、無知であること」への怖れです。
「知らなくて大丈夫」という内側からの理解が、
怖れを癒すことになります。
7の人は
「人生を自分の思考のフィルターを通して観る」
というクセがあるので
アタマで「わかっている」安全領域から
人生を見つめます。
そうなると
みずみずしい、新しいエネルギーは入ってきません。
でも
「知らない」というスペースを自分に許すと
思考ーマインドは混乱し、理解不能に陥ります。
この混乱状態
そこからハートとのコンタクトが始まるのです。
混乱、理解不能状態
それは7の人にとって
とっても怖いことかもしれません。
でも、そこから
体験から「ハート」で感じる
そこで「何が起こっているか」を観る洞察力が
発動されていくのです。
だから、混乱は大きなチャンスです。
体験、ハート、マインドが統合されたとき
私たちは
内側から真の理解へと至ることができます。
「感情」と「体験」の現実に
「マインドの知性」をもたらすこと
—それが純粋な7のエネルギー。
それは
「独りでいることの静寂」の中から見出されます。
「独りある」ことは
自分自身にしっかりと根付くためには必須です。
今までつくりあげられてきた思考形態
信念、価値観
そういったものに合わせる必要はありません。
人間関係において、持論を認めさせたいという衝動は
ひとまず脇に置くとよいでしょう。
自分や相手に
「理解できないことがあってもOK」
だと知ることが大切です。
「理解したい、理解されたい」ということを一旦おいて
ただ物事をあるがままにしておくこと
—それは大きなチャレンジでもあり
自らを癒す道でもあります。
自分や他人の考えよりも
「自分の感じていること」を尊重して
あまり考えることなく
「シンプルに実践」していくことも
役立つでしょう。
ある時点で
マインドー思考の限界に氣づくでしょう。
–それはそんな大層なものじゃなく
単なるコンピューターのプログラミングのようなもの
であることに。
ヨーガ・スートラは
『ヨーガとは、心の作用の止滅である』
という文言で始まっています。
心の作用であるマインドー思考を超え
そのものを見つめる力によって
叡智は見出されるのです。
「知らない」というスペース
未知のスペースにいるとき
私たちはあるがままの自分でいることができるのです。
そして、そうあればあるほど
私たちはハートとつながっていられるようになり
体験とマインドが融合した知恵によって
真理の道を拓いていくことができるのです。
「なんでも知っていること」は
あなたが思っているほど
大事なことじゃありません。
あなたは
この世に生を受け
母なるものから切り離されて
この世界に放り出されたような心持ちになったかもしれません。
だから
傷つきやすい自分を守らなければ、、と
孤軍奮闘してきたかもしれません。
でも、わたしたちは
どんなときも
わたしたちを育む
「母なるもの」から一度として切り離されたことはない…。
「母なるもの」は
いつのときも
わたしたちの面倒をみてくれています。
自然に呼吸ができるのも
食べ物が消化されるのも
傷が自然に癒えるのも
生命のうるおいを与えてくれる
母なるものの力です。
ここでは、その「母なるもの」をタオと呼びます。
空、サムシング・グレート、ゼロポイント、、
さまざまに呼び方はちがっても
すべてを生み出し、すべてが還っていく
「ひとつであるもの」です。
ライフ・パスナンバー(生の軌道の数)
デスティニーナンバー(自己実現の数)
パーソナル・ナンバー(人格の数)
ソウル・ナンバー(魂の熱望の数)
これら4つの数は数秘術において主要な数ですが
他にも
あなたの本質を知るための多くの数が導き出されます。
あなたが、どこに「7」を持っているかで
表れ方は全くちがったものになります。
数秘チャートに向き合うと
他の数字との関連性もわかって
なぜ自分が特定の問題に苦しんできたのか
なぜ行きたい方向にいけなかったのか
なぜ才能が発揮できなかったのか
それが浮き彫りになってきます。
「なぜ自分が今まで苦しんできたのか」を知れば
そこから脱け出すことができます。
そして
「どうしたら幸せになれるだろう」という考えから
「どうしたら自分の本質に沿った生き方ができるか」
にフォーカスするようになります。
Why(なぜ)不幸なのか、という後ろ向きの人生から
How(どうやって)充実させるのか、の人生にかわっていくのです。
何かのせいにしたり、周囲に合わせて何となく生きるというあり方から
「自分の本質を生きて人生を充実させる」
というあり方にシフトしてみませんか?
タオ数秘術は、あなたが自分の本質を知り
人生をイキイキと軽快に、楽しんで生きることを応援します☆彡
~りらの響き~ 案内人 神遊りら